報告に行って来ました

雅己さんの了解を頂き、公開します。
今日は、授賞をどうしても報告したい人がいて行って来ました。
その方は実は、
故 小柳つかささん。
実は、妊娠する前、2年ほど生徒さんでした。
最初、主人を通してビーズを習いたいと依頼がきた時にかなり悩みました。

左手は麻痺。右手は不随意運動で、手がユラユラ揺れてしまう。
そんな状態でテグスにビーズ通せるのかと…

何回かお会いして週一回、1時間でお受けしました。

以前訪問看護師だった経験を総動員して、専用の作業ボードを作り、使えるところをフル活動して、引き締める時には口を使ってもらい、金具とかできないところは手伝うことにしました。

結構、友達にあげたいと言ってマスコットや、ネックレス
旦那さんにプレゼントしたいと、単純なデザインだけどオリジナルの名刺入れとか作りました。

高次機能障害で短期記憶できないので、毎回同じことを指導しました。
体が覚えるまで頑張ろう。ってよく本人に言っていました。

こんな体験中々ないと思います。
でも、過去の経験があったからこそ今の自分がいる。

だからどうしても、報告したかったのです。

報告した後、お母さんと色々お話ししました。
今回の映画の売り上げの一部は高次機能障害の団体に寄付されるから受けたと話されていました。

息子ちゃんも大きくなりました。
帰りに本とポンカン頂きました。

久しぶりに作業ボード試作1号出して眺めちゃいました。

 

 

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